ファンデがいろんな意味で、“精密機械”のように進化したことで、逆にごまかしが利かなくなったのが、化粧下地である。基本的に、朝メイク前に使う化粧品をいたずらに増やすのは、仕上がりももちも悪くするからNGだが、今のファンデはファンデの前にともかく均一な膜感を作っておかないとメイクに響く。地ならし効果をもつ均一な膜感と言えば、やっぱり安心なのは化粧下地。ちょっと特殊な固形タイプのファンデなどは、“専用”の下地でないとうまくいかない。一般のファンデは、UVケアつきのデイケア兼下地みたいな簡素な膜を一枚ていねいに塗るといい。一方、今は“つけてすぐの輝き効果”などを出すために、塗ってしばらくするとポロポロとアカが出てくるような物理的な膜を作ってしまう美容液も少なくない。そういうものを下に塗り、リキッドやらクリームファンデやらを重ねるとだいたいヨレる。ところがパウダータイプは、そういう下地の方がふわっとキレイに仕上がったりするから不思議。もちろん肌によっても違う。とはいえ、下地とファンデと肌の三者の相性は、残念ながら実際合わせてみないとわからない。新しいファンデを買ったら、“週末”でも使って、自分の手持ちのデイケアから相性のいい下地を見つけ出すくらいはしてほしい。そこまで今、下地が大事。
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