ローン返済は、年収の二八パーセントにのぼる。この水準が高いか低いかははっきりしないが、少なくとも個人消費の低迷の一要因であることは間違いない。単に住宅公庫の廃止・民営化を特殊法人改革の視点からだけ論じるのではなく、政府の景気対策や住宅政策とリンクして考えなければならないのだが。年間約一〇兆円規模の新規融資に取り組んでいるが、住宅公庫のこうした融資の原資は、国のお金である。郵便貯金や公的年金の積立金などを運用する財政投融資から、住宅公庫が借り入れて、これに利子をつけて返済するものだ。これとは別に、国の一般会計から補給金や交付金を供給されている。これも二〇〇一年度で四四〇五億円に達している。この金額は特殊法人向けへの財政支出額では最大である。毎年四〇〇〇〜六〇〇〇億円規模の補給金、すなわち税金が投入されているのだ。この点からも小泉内閣の構造改革のターゲットにされたのだろう。
最近では分子を小さくしたコラーゲンも生み出されてはいるが、コラーゲン開発で有名なある原料メーカーに言わせれば「塗ったところの近くのコラーゲン合成に使われる可能性もなくはない」程度。もちろん、飲んでも直接的な効果はない。体内に取り入れられたタンパク質はすべて消化され吸収される。コラーゲンの生成に役立つとしても、それは手や足に使われるかも知れない。顔の皮膚の下で生成されるとは限らないのだ。コラーゲンがもてはやされるのは、保湿性が高く適度の粘性を持ち、皮膚に塗った時の馴染みと使用感の良さが評価されてのことである。ホコリや紫外線から皮膚を保護してくれるし、何より天然のタンパク質だ。深いしわには無理でも、保湿に励めば目立たなくなる縮緬じわにはそれなりの効果が期待できる。美容液をはじめとする機能性化粧品には、皮膚科学+の要素が大きい。
季節の節目を「節供」といい、その季節にちなんだ「せち(節)料理」を神に供え、丈夫で働けるようにと祈願したのが「おせち」です。現在にもその名残をとどめるのが、正月に食べる「おせち」料理です。大みそかにおせち料理を、歳神さまをまつった神棚に供え、新年になってから下ろしていただきます。おせち料理には、神さまの息がかかっていますから、おさがりをいただくときには、家族の健康を祈って、一家の主人や目上の者がいちばん先に箸をつけるのが習わしです。最近は、正月に料理をつくる手問を省くための保存食を「おせち料理」と思って、スーパーやデパートに注文する家庭も増えています。それも結構なことですが、「おせち」の由来を知って、ことしも家族が無事に暮らせるように願って箸をつける習慣だけはたいせつにしていきたいものです。お屠蘇をいただくと、その年は無病息災で暮らせるといわれる「お居蘇」とは、山倣。桔梗、防風、肉桂など、7種類の薬草を混ぜてつくった薬酒です。正月に飲むお屠蘇は、この薬酒の素になっている屠蘇敞を袋に入れ、みりんに浸してつくりますが、3が日の間いただくと、その年は無病息災で暮らせると言い伝えられています。
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